いきなり灯器の話で無くて申し訳ないのですが、去年夏辺りから信号機用の支持アームが大きく変化しました。
大まかに見れば、上画像のように変化(灯器メーカーは異なりますのでご容赦を)。
従来(上)では、2本のアームがそれぞれ異なる形状で分かれていましたが、新型(下)では2本とも直線状の同じ形状をしております。
信号ファンでは「ストレートアーム」と呼んでおります。
呼び名が複数あると、混乱してしまうと思うので当方も同じ呼び方に統一したいと思います。
ストレートアームの採用は、全国で一斉に採用されたのでは無く徐々に一部の地域から採用され、現在になり要約多くの地域で見かけるようになりました。
画像はありませんが、豪雪型設置地域でもストレートアームが確認されているようです。
さて、信号機アームを長年製造しているメーカーがあるのですが、それは何所かというと
画像では小さすぎて見難いですが側面の支持金具に会社のロゴが刻印されています。
イワブチ株式会社です。
少なくとも昭和50年代より、アームでの設置が確認されており信号機用アームの多くがこの会社より製造されております。
今回はアーム部分の変更だけで無く、角度調整用の金具までもが変化しています。
旧式の金具の画像がすぐに見つからなかったので、お分かりの方は近くで設置されている従来型と見比べてみてください。
ストレートアームになり、下部の支持が安定していないようにも見えますが、取り付け根元部分が強化されているようで、アームバンド部分が灯器の重さにある程度耐えられる設計になっているようです。
アーム先端の防水キャップ?は、灯器メーカーごとに違っていて、恐らくイワブチ社ではなく灯器メーカー各社で用意されているのではと考えられます。
従来のアームは枝分かれ状になっていましたが、2本とも直線形状にすることで景観にも良くなり設置工事の施工もしやすくなったのではないでしょうか。
ここ20年以上、アーム自体の大きな形状変更がされなかったので、今回のモデルチェンジは革新的だと感じました。
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