2014年8月10日日曜日

完全内陸県にも実は・・・

山梨県内を探索された皆様は分かるかと思われますが、アルミ灯器登場以前は県内で基本的に鋼板素材の灯器が採用されていました。

探索していても、金属丸型しかないであろう・・・と思ってしまうくらいです。
また、海に接していない地域なので塩害の影響は殆どありません。
なので、樹脂灯器は無いイメージが有るのですが・・・

実は山梨県に樹脂灯器・・・あります!

それではその2カ所を、画像で紹介します。

背景の高い山々が結構内陸な雰囲気・・・場所は甲州市勝沼の甲州街道から少し離れた場所にある交差点です。

この地名板の特徴が山梨県だと言う証拠になる・・・でしょう。

コイト製の樹脂灯器で、レンズは濃色網目レンズ(青レンズ)になっています。

昭和55年の製造でした。
後代のレンズに変更される直前の時期でしょうか。

この交差点の全てが、この型の灯器で周辺の交差点では金属丸型あるいはアルミ灯器なので、試験的な意味合いがありそうです。



そして2カ所目。

こちらは甲府市内の外れにあります(詳細は記事下部の場所リンク)。

JR身延線高架上に設置されている予告信号です。

撮影し忘れましたが、交差点内の他の灯器は全て鋼板丸型あるいは弁当箱歩灯です。
高架上の細い街路灯に取り付けられているので、軽量な樹脂灯器が使用されている・・・という事なのでしょうか?

何故か灯火が妬けに暗いです。

灯器は三協OEMのNS銘板でした。昭和61年製です。


一応、これまで発見している箇所は以上になりますが県内ではこのように特殊条件下に有る交差点では他にも樹脂灯器や変わった灯器が見つかるかも知れません。


蛇足で、最近の山梨県ではNS薄型やコイトTC2が主に設置されていて京三VAT形・VSP形や電材拡散LED薄型もそこそこ設置されているようでした。
4社間に大きな設置の差は無いようにも思いましたが、やはり最近でもNS薄型の設置が優勢にあると思っております。
地元栃木でも最新型1176形の設置が有るので、あまり気にしていなくて忘れましたが今回の山梨界隈でも1カ所2カ所くらいは見かけたような気がします。

ごく少数ですが、星和薄型の拡散ユニットも設置されているようで今後も信号探索には比較的楽しめそうな地域だと思います。

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