過去に福島県内で撮影していた画像を漁っていたら、面白そうな灯器を撮影していたので紹介させていただきます。
なお、2004年に撮影したものなのであまり画質が良くないのでそこはご勘弁頂きたく思います。
場所は会津若松市、市街地の路地裏にある交差点です。
道幅が狭く、主道路側が一方通行になっています。
なお、歩行者灯器はありません。
灯器は、比較的古く日本信号の2世代目丸型がありました。
主道路側も同じです。
銘板が見難いかもしれませんが、一応昭和52年9月製のようです。
この10年で福島県もかなり更新が進み、以前はこういう灯器もチラホラとありましたが
現在では全メーカー含め、各都市に数カ所あるかないかのレアモノになってしまいました。
さて、1枚目の手前にある京三初期丸型灯器が今回の注目ネタです。
遠くから見ると、円弧状アームでないので比較的新しい灯器かと思ってしまいますが
よく見ると支持金具がリサイクル品のようで、アームと角度調整の金具の錆具合がそれぞれ違います。
レンズの色と筐体の錆具合・・・2004年当時でこの状態だったので相当古そうな雰囲気が。
赤色レンズが橙色になっているようにも見えます。
銘板の色あせ具合が進行していて、見えない部分もありますが・・・
三位交通信号機
と、書いてあるようにも見えます。製造年は
昭和47年。
まだ角型灯器が製造されていた世代で丸型では相当古い部類に入ると思われます。
更に気になるのが形式。
1H23?←この部分がはっきりと分かりませんが、形状からして「P」か「G」に見えます。
配線出入り口が所謂「豚鼻」形状のもので、このレンズ径違いがかつて仙台駅東口北側にもありました。
ストリートビューで見ると、現在は日本信号の薄型灯器になってしまっていますが
この灯器を確認したところで福島県でも結構早い段階から丸型灯器を採用していたことが
分かりました。
実は、以前サイトに掲載していたネタですがレイアウト変更により掲載から消えてしまっているので後ほど画像編集して再掲載できればと思っております。。。
道路上に設置されている交通信号機を紹介します。ブログ画像が一部 後日サイトに再掲される場合がありますので予めご了承いただけたらと思います。 ~時事的ひとこと◆とちぎでは低コスト型に更新された所では信号が増灯も。◆~
2014年8月31日日曜日
2014年8月27日水曜日
YouTube動画:福島県のちょっと変わった信号機⑥
先日の夜遅くになりましたが、動画をUPしました。
今回は福島県中通り篇です。
これまで紹介した、福島市や郡山市の信号機は除きます。
因みに、2枚目の須賀川のRYR灯器ですが矢印のみVSPに更新です。
是非堪能頂ければと思います。
これまで紹介した、福島市や郡山市の信号機は除きます。
因みに、2枚目の須賀川のRYR灯器ですが矢印のみVSPに更新です。
是非堪能頂ければと思います。
2014年8月23日土曜日
宇都宮市内でのコイト増加
宇都宮市内では2012年まで、コイト製灯器の目立った設置が殆どありませんでしたが2013年夏頃に栃木市~壬生周辺で路線更新があったのをかわぎりに宇都宮市内でも久々に路線単位での更新が見られました。
路線単位での更新は、2004年頃の宇都宮駅西口大通りでの更新以来だと思われます。
一方で、宇都宮東署管内でも2013~今年初めにかけてコイト電工製灯器(TC2)への更新が各地で見られました。
ここは宇都宮市街地から離れた、元の上河内町のエリアになります。
ここにも今年の初め頃に更新がされました。
更新前は、同じコイトSの赤だけ30ブツブツレンズ灯器でした。
勿論素子の少ないタイプですが、よく見ると黄色レンズと赤色レンズの明暗が違うようにも見えます。
マイナーチェンジでしょうか。
従来のとちぎでの設置は、ロングフードが指定されていたようですが去年後半よりショートフードが設置され県内各地で増加しています。
今まで、薄型でもロングフードに見慣れていたので近場のホームタウンでショートフードを見ると、どうしても新鮮に見えてしまいます。
銘板です。2013年12月の製造でした。
一方で歩灯は、車両用がショートフードでの箇所でもこの長さです。
NSは相変わらずシェアが高いですが、去年辺りからコイトや電材への更新が見られてきているので、今後はこの2社の動向も興味深く目が離せないと思います。
路線単位での更新は、2004年頃の宇都宮駅西口大通りでの更新以来だと思われます。
一方で、宇都宮東署管内でも2013~今年初めにかけてコイト電工製灯器(TC2)への更新が各地で見られました。
ここは宇都宮市街地から離れた、元の上河内町のエリアになります。
ここにも今年の初め頃に更新がされました。
更新前は、同じコイトSの赤だけ30ブツブツレンズ灯器でした。
勿論素子の少ないタイプですが、よく見ると黄色レンズと赤色レンズの明暗が違うようにも見えます。
マイナーチェンジでしょうか。
従来のとちぎでの設置は、ロングフードが指定されていたようですが去年後半よりショートフードが設置され県内各地で増加しています。
今まで、薄型でもロングフードに見慣れていたので近場のホームタウンでショートフードを見ると、どうしても新鮮に見えてしまいます。
銘板です。2013年12月の製造でした。
一方で歩灯は、車両用がショートフードでの箇所でもこの長さです。
NSは相変わらずシェアが高いですが、去年辺りからコイトや電材への更新が見られてきているので、今後はこの2社の動向も興味深く目が離せないと思います。
場所:
日本, 栃木県宇都宮市今里町
2014年8月16日土曜日
背面板の色が・・・
もしかすると、以前限定記事等で紹介したかも知れませんが・・・
予告灯をよく見ると・・・
青いゼブラ模様
になっています。
銘板の形式は、一灯点滅でもある「F」形式でした。
無論言うまでも無く、コラージュで色の置き換えをしたということではありません。
元からこの色です。
恐らく背面板の色に関しては、色の指定が無いのかもしれません。
因みに・・・実はこの1カ所だけで無く、この付近でもあと1カ所は確認できています。
文字だけがこの色のものは、普通にありますが模様までもが同じ色に染まっているのは本当に謎です。
考えられる事とすれば、コスト削減・・・くらいでしょうか?
(2色にするとコストが高く付くので敢えて1色に統一した・・・とか)
------------------------------------------------------------
以下、記事とは関係ありませんが先日山形を探索してきました。
現時点では全国の他の地域では確認されていない、ある種の薄型灯器が山形・上山市周辺で10数カ所発見できました。
詳細は後日記事に出来ればと思っております。
(新型では無く2010年あたりの製造です)
予告灯をよく見ると・・・
青いゼブラ模様
になっています。
銘板の形式は、一灯点滅でもある「F」形式でした。
無論言うまでも無く、コラージュで色の置き換えをしたということではありません。
元からこの色です。
恐らく背面板の色に関しては、色の指定が無いのかもしれません。
因みに・・・実はこの1カ所だけで無く、この付近でもあと1カ所は確認できています。
文字だけがこの色のものは、普通にありますが模様までもが同じ色に染まっているのは本当に謎です。
考えられる事とすれば、コスト削減・・・くらいでしょうか?
(2色にするとコストが高く付くので敢えて1色に統一した・・・とか)
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以下、記事とは関係ありませんが先日山形を探索してきました。
現時点では全国の他の地域では確認されていない、ある種の薄型灯器が山形・上山市周辺で10数カ所発見できました。
詳細は後日記事に出来ればと思っております。
(新型では無く2010年あたりの製造です)
2014年8月10日日曜日
動画の手直し
既にご覧になった方は、この記事を読み飛ばして下さい。
本日、YouTubeに動画をアップしました。
・・・とはいっても、以前の動画の手直しです。
動画の画質補正を施したのと、アスペクト比が変になって見難くなっていたので再度リメイクさせて頂きました。
まだご覧になっていない皆様は興味がありましたらどうぞ。
今後も気づいたら、動画アップのお知らせを載せたいと考えていますのでよろしくお願い致します。。。
本日、YouTubeに動画をアップしました。
・・・とはいっても、以前の動画の手直しです。
動画の画質補正を施したのと、アスペクト比が変になって見難くなっていたので再度リメイクさせて頂きました。
まだご覧になっていない皆様は興味がありましたらどうぞ。
今後も気づいたら、動画アップのお知らせを載せたいと考えていますのでよろしくお願い致します。。。
完全内陸県にも実は・・・
山梨県内を探索された皆様は分かるかと思われますが、アルミ灯器登場以前は県内で基本的に鋼板素材の灯器が採用されていました。
探索していても、金属丸型しかないであろう・・・と思ってしまうくらいです。
また、海に接していない地域なので塩害の影響は殆どありません。
なので、樹脂灯器は無いイメージが有るのですが・・・
実は山梨県に樹脂灯器・・・あります!
それではその2カ所を、画像で紹介します。
背景の高い山々が結構内陸な雰囲気・・・場所は甲州市勝沼の甲州街道から少し離れた場所にある交差点です。
この地名板の特徴が山梨県だと言う証拠になる・・・でしょう。
コイト製の樹脂灯器で、レンズは濃色網目レンズ(青レンズ)になっています。
昭和55年の製造でした。
後代のレンズに変更される直前の時期でしょうか。
この交差点の全てが、この型の灯器で周辺の交差点では金属丸型あるいはアルミ灯器なので、試験的な意味合いがありそうです。
そして2カ所目。
こちらは甲府市内の外れにあります(詳細は記事下部の場所リンク)。
JR身延線高架上に設置されている予告信号です。
撮影し忘れましたが、交差点内の他の灯器は全て鋼板丸型あるいは弁当箱歩灯です。
高架上の細い街路灯に取り付けられているので、軽量な樹脂灯器が使用されている・・・という事なのでしょうか?
何故か灯火が妬けに暗いです。
灯器は三協OEMのNS銘板でした。昭和61年製です。
一応、これまで発見している箇所は以上になりますが県内ではこのように特殊条件下に有る交差点では他にも樹脂灯器や変わった灯器が見つかるかも知れません。
蛇足で、最近の山梨県ではNS薄型やコイトTC2が主に設置されていて京三VAT形・VSP形や電材拡散LED薄型もそこそこ設置されているようでした。
4社間に大きな設置の差は無いようにも思いましたが、やはり最近でもNS薄型の設置が優勢にあると思っております。
地元栃木でも最新型1176形の設置が有るので、あまり気にしていなくて忘れましたが今回の山梨界隈でも1カ所2カ所くらいは見かけたような気がします。
ごく少数ですが、星和薄型の拡散ユニットも設置されているようで今後も信号探索には比較的楽しめそうな地域だと思います。
探索していても、金属丸型しかないであろう・・・と思ってしまうくらいです。
また、海に接していない地域なので塩害の影響は殆どありません。
なので、樹脂灯器は無いイメージが有るのですが・・・
実は山梨県に樹脂灯器・・・あります!
それではその2カ所を、画像で紹介します。
背景の高い山々が結構内陸な雰囲気・・・場所は甲州市勝沼の甲州街道から少し離れた場所にある交差点です。
この地名板の特徴が山梨県だと言う証拠になる・・・でしょう。
コイト製の樹脂灯器で、レンズは濃色網目レンズ(青レンズ)になっています。
昭和55年の製造でした。
後代のレンズに変更される直前の時期でしょうか。
この交差点の全てが、この型の灯器で周辺の交差点では金属丸型あるいはアルミ灯器なので、試験的な意味合いがありそうです。
そして2カ所目。
こちらは甲府市内の外れにあります(詳細は記事下部の場所リンク)。
JR身延線高架上に設置されている予告信号です。
撮影し忘れましたが、交差点内の他の灯器は全て鋼板丸型あるいは弁当箱歩灯です。
高架上の細い街路灯に取り付けられているので、軽量な樹脂灯器が使用されている・・・という事なのでしょうか?
何故か灯火が妬けに暗いです。
灯器は三協OEMのNS銘板でした。昭和61年製です。
一応、これまで発見している箇所は以上になりますが県内ではこのように特殊条件下に有る交差点では他にも樹脂灯器や変わった灯器が見つかるかも知れません。
蛇足で、最近の山梨県ではNS薄型やコイトTC2が主に設置されていて京三VAT形・VSP形や電材拡散LED薄型もそこそこ設置されているようでした。
4社間に大きな設置の差は無いようにも思いましたが、やはり最近でもNS薄型の設置が優勢にあると思っております。
地元栃木でも最新型1176形の設置が有るので、あまり気にしていなくて忘れましたが今回の山梨界隈でも1カ所2カ所くらいは見かけたような気がします。
ごく少数ですが、星和薄型の拡散ユニットも設置されているようで今後も信号探索には比較的楽しめそうな地域だと思います。
場所:
日本, 山梨県甲府市朝気3丁目1
2014年8月4日月曜日
信号機の疑似点灯
ここ数日忙しく、2週間近く更新できなかったことをお詫び致します。。。
さて、昔の画像を漁って見ていたら疑似点灯の様子が分かりやすいものが見つかりましたので掲載します。
道路の真ん中から見たものでないので、車からですと多少見え方が違うと思いますが・・・
それにしてもこれは特に見難い。
平成初期時代から、早々と西日対策に乗り出した地域が出たのも肯けると思います。
この画像の灯器も、撮影時は結構西日の影響がありましたが
やはり強化されたレンズと言うことでだいぶ見え方が違います。
コイトのレンズは(ランプ式に関しては)かなり優秀と言えますね。
京三・三協OEMはスフェリカルレンズ、NSや電材は多眼レンズと大手各社ともこの頃から
疑似点灯には技術を注いでいたようです。
一部地域では歩行者灯器にも、西対レンズが採用されました。
画像は実はもろに西日が当たっているのですが、標準レンズと比べかなり疑似点灯が
抑えられる仕様になっているようです。
その後、ランプ式の西対レンズが普及している最中にLED灯器も徐々に普及していき
「疑似点灯」「省エネ」
のダブルメリットを備えたLED灯器が、ここ10年で急速に普及してきました。
ランプ式の西対レンズは、LED灯器の普及に押されて道半ばで生産中止になってしまったのは
少し残念な気がしますが、全国各地で疑似点灯してしまう灯器もまだまだ数多くありますので
更なる改善を求めていきたいですね。
さて、昔の画像を漁って見ていたら疑似点灯の様子が分かりやすいものが見つかりましたので掲載します。
道路の真ん中から見たものでないので、車からですと多少見え方が違うと思いますが・・・
それにしてもこれは特に見難い。
平成初期時代から、早々と西日対策に乗り出した地域が出たのも肯けると思います。
この画像の灯器も、撮影時は結構西日の影響がありましたが
やはり強化されたレンズと言うことでだいぶ見え方が違います。
コイトのレンズは(ランプ式に関しては)かなり優秀と言えますね。
京三・三協OEMはスフェリカルレンズ、NSや電材は多眼レンズと大手各社ともこの頃から
疑似点灯には技術を注いでいたようです。
画像は実はもろに西日が当たっているのですが、標準レンズと比べかなり疑似点灯が
抑えられる仕様になっているようです。
その後、ランプ式の西対レンズが普及している最中にLED灯器も徐々に普及していき
「疑似点灯」「省エネ」
のダブルメリットを備えたLED灯器が、ここ10年で急速に普及してきました。
ランプ式の西対レンズは、LED灯器の普及に押されて道半ばで生産中止になってしまったのは
少し残念な気がしますが、全国各地で疑似点灯してしまう灯器もまだまだ数多くありますので
更なる改善を求めていきたいですね。
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