2014年8月4日月曜日

信号機の疑似点灯

ここ数日忙しく、2週間近く更新できなかったことをお詫び致します。。。


さて、昔の画像を漁って見ていたら疑似点灯の様子が分かりやすいものが見つかりましたので掲載します。

道路の真ん中から見たものでないので、車からですと多少見え方が違うと思いますが・・・
それにしてもこれは特に見難い。
平成初期時代から、早々と西日対策に乗り出した地域が出たのも肯けると思います。

 この画像の灯器も、撮影時は結構西日の影響がありましたが
やはり強化されたレンズと言うことでだいぶ見え方が違います。

コイトのレンズは(ランプ式に関しては)かなり優秀と言えますね。
京三・三協OEMはスフェリカルレンズ、NSや電材は多眼レンズと大手各社ともこの頃から
疑似点灯には技術を注いでいたようです。


一部地域では歩行者灯器にも、西対レンズが採用されました。
画像は実はもろに西日が当たっているのですが、標準レンズと比べかなり疑似点灯が
抑えられる仕様になっているようです。


その後、ランプ式の西対レンズが普及している最中にLED灯器も徐々に普及していき
「疑似点灯」「省エネ」
のダブルメリットを備えたLED灯器が、ここ10年で急速に普及してきました。


ランプ式の西対レンズは、LED灯器の普及に押されて道半ばで生産中止になってしまったのは
少し残念な気がしますが、全国各地で疑似点灯してしまう灯器もまだまだ数多くありますので
更なる改善を求めていきたいですね。

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