2014年12月27日土曜日

サイトを更新しました(2014年12月27日)

サイト:交通信号機の展覧会

更新間隔がかなり空いてしまいましたが・・・

要約更新出来ました。

年明けも更新予定でしたが、恐らくずれ込みそうです。

ただ、今後時間が取れる限り更新を、そして探索もしていきたいと思いますので

今後もよろしくお願い致します。

画像は、今回の更新内容の一部です。

2014年12月19日金曜日

実はかつてそれ程珍しくもなかった

栃木県は地図を見ての通り、完全な内陸県で灯器も金属丸型が標準採用でしたが、殆どが吊り下げ式の一灯点滅に関しては樹脂灯器も設置されていました。


宇都宮市細谷町にある、一灯式の小規模十字路です。


御覧の通り、鉄板材質ではない樹脂灯器がありました。


主道は黄色点滅、従道は赤点滅のよく見かける表示です。


吊り下げの中心部分は頑丈そうな金属板がありました。


小糸工業製で、形式は「1H21P」の昭和63年3月の製造でした。
撮影は200万画素のカメラで撮影したので、画質が粗く殆ど読み取れない旨ご容赦下さい。


制御機の銘板です。
こちらも昭和63年製でしたが、雰囲気的にレトロっぽい感じの銘板だと思います。

余談で、数十m南側に環状線の交差点がありますが、


赤だけ30ではなく、オール25の灯器もありました。
とちぎではこの世代もオール25があったようですね。


歩灯もやや古い世代のものでした。
今では県内では殆ど残存していません。

一灯点滅もオール25の交差点も2006年に更新されてしまいましたが、樹脂の一灯点滅に関しては宇都宮市内で残存箇所が幾つかあるので、撮影出来れば撮影してここに紹介出来ればと思います。

また、一灯点滅に関しては鉄板材質のものも残存しています。
しかし樹脂も鉄板も多くがアルミや薄型LEDに更新され残存箇所が少ないと思います。
樹脂の一灯点滅は、恐らく県内の他の地域でもあるかと思うので更に県内調査を続けていきたいと考えています。


最近色々と雑事が多くホームページの更新が遅れていて申し訳ありません。
何とか今月中に1回と、年明けに1回更新出来ればと思っております。。。

2014年12月7日日曜日

縦型の調整金具について

今回は結構マニアックな話になります。。。

ついこの前、とある方とのやりとりで話題になりましたのでこの機会に少し検証してみたいと思います。

予め告知しますが、これは(というかこの趣味全体に言えることかもしれませんが)私自身の独自調査によるものなので事実でない場合があります。
それをご了承の元御覧頂けるとうれしいです。

では、話を戻して。
豪雪型の角度調整金具についてです。

特にこの部分に注目してみます。

◎小糸工業(現 電工)
見難くてすみませんが、ややカクカクした形状です。
画像は鉄板丸型灯器です。

アルミ世代も同じです。
薄型の所謂ストレートアームになる前までこの形状でした。
因みに一本支持の極太アームの場合は除きます。

◎京三製作所
小糸とほぼ同じアームが使用されていたようです。



薄型世代も同じです。
京三製ではアルミ分離型以前の、アームのゴムキャップに他社にはない特徴があります。

◎信号電材
信号電材も、小糸・京三とほぼ同じだと思います。
ただし上記の画像はゴムキャップの特徴から京三製の灯器が付いていた可能性もあります。
サンプルが少なくこの世代はこの画像で申し訳ありません。。。

薄型世代も同じです。

すみませんが、あまり見つからなかったので更に御覧になりたければ、私のサイトの県別集に幾らかあると思いますのでそちらをご参照ください。

◎日本信号
日本信号だけ、上記3メーカーと違った特徴が見られました。
角が丸くなっているのが特徴です。

くどいようですが、サンプルを出来るだけ沢山集めましたので御覧下さい。



鉄板丸型灯器です。

更にはOEMも。
アームの形状で、OEMかそうで無いかの判別が出来そうな気がしますね・・・アームだけ再利用で更新の場合は除きますが。

一応、今回の法則はアームと灯器がセットで更新された場合を想定しております。
転用灯器とか、アームのみ再利用の場合は法則が崩れますのでご了承下さい。。。

◎松下・オムロン
この2メーカーのものは、結構特徴的なアーム形状です。
このように、斜めになっている部分が長いです。

そしてこのアングルから見ると、結構太めなものに見えます。

京三分離OEMも。
この組み合わせ(アーム+灯器)を見つけると、まずOEMかと疑います。
探索中にそう考えてメーカーを予測するのも面白いですね。

この流れで気になるのは三協高分子製の薄型灯器。


◎三協高分子
意外にも、小糸・京三・電材に似た形状でした。



・・・ということで、検証は以上です。
出来るだけ沢山サンプルを集めて信頼度を高めたつもりでしたがいかがでしたでしょうか?

この特徴を知ることで、より一層信号探索が楽しめるのではないでしょうか。。。

2014年12月5日金曜日

YouTube動画:黄・黄・赤の踏切信号機



2週間ぶりですが、動画をアップしました。
YYR配列で、踏切に連動する信号です。


また今週末にも、別ネタの記事を投稿する予定です。

2014年12月3日水曜日

12/3現在のサイト更新進捗状況

前回の更新から既に1ヶ月以上経過してしまっていますが(汗

先日要約県別集の次回更新予定分が完了しました。
今後は別のコンテンツ制作に取りかかり、何とか今週・遅くとも来週には更新作業を完了させたいと思います。

そして、非公式ですがサイト内のデザインを少づつ改良しています。
LEDマップも試験的に画像を入れてみましたので、何かアドバイス等ありましたらこちらにコメントして頂ければと思います。

では、今後ともよろしくお願い致します。

2014年11月30日日曜日

コイト製と三協製のフード比較

先週は色々と忙しく更新出来ずにすみません。。。

以前に、小山の三協高分子製薄型灯器を紹介たと思いますが歩灯について改めて画像を並べて比較してみたいと思います。

今回はフードについて。


編集で大きさが違ってしまったのはお許しを。。。
現時点での新型灯器を比較しています。
正面から見ると違って見える2メーカーの歩灯ですが・・・



































フードが似ています!
・・・というか、同じ

栃木県以外の新型三協ロングフードはどうなっているか気になるところです。
近場で三協灯器がある地域は、歩灯がショートフードなのでサンプルが’これ’しかないのが残念です。。。

2014年11月22日土曜日

拡散レンズの改良

2010年より、各社で拡散型LEDユニットが出回っていますが、大きな特徴の変化は無いもののこれまでに微妙に改良されています。

拡散型LEDの場合、通常の粒むきだしのLEDタイプと比べ消費電力が低くなりました。
しかし、拡散レンズを用いている為に日光が直接当たると反射して白色化現象が起きて見難くなる様です。
その白色化が改善されたモデルがここ最近登場し、全国各地で早速設置されてきています。


信号電材社の拡散ユニットは、様々な場面を考慮されている比較的優秀なユニットで、素子から放たれる光をやや下向きにして視認性を向上すると同時に、日光を遮光するような性能も有るようです。


この位日光が当たってしまうと、他社のユニットによっては白色化が起きやすく視認性が阻害されてしまいますが、画像を見た限りでは見難いとはあまり感じません。


やや正面から見ても、視認性は良好だと思います。
レンズの映り込みから、太陽の位置がお分かり頂けるかと思いますが、集約LEDタイプの場合はこの角度になると白色化が顕著に表れると思います。
因みに、画像にあるLEDユニットの上部がやや暗くなっていますが、これは撮影の干渉によるものでLEDユニット自体が劣化しているということではありません。


まだ一部のメーカーで素子むきだしのタイプが出回っていますが、省エネ志向のある現在であるので今後改良型が出回るのか動向が見放せません。

2014年11月16日日曜日

YouTube動画:信号機総集篇(岩手・山形・宮城)



久々にアップしました。

前回の青森・秋田篇から、かなり間が空いてしまいましたが。。。
宣伝になるようで申し訳御座いませんが、是非御覧頂き楽しんで頂ければと思います。

2014年11月13日木曜日

アトム信号機

http://www.kanaloco.jp/article/80244/cms_id/111119

面白いですね!
小さいお子さんとかに受けそうです(笑)

一時Yahoo!トピックスに出ていて驚いたのですが、どうやら公道では無いようですね。

公道上の信号機には表示方法や設置基準など厳格に決められていますので、それで設置しなかったということでしょうか。

また神奈川に行ったときは見に行こうかな・・・と。
期間限定の、試験設置でないことを願います。。。

2014年11月12日水曜日

信号機の耐久性

予め言及させていただきますが、角型ファンの皆様には少々苦痛を伴う記事かもしれませんので、ここを読み飛ばしていただければと思います。。。



国内で製造されている製品全般に言えることですが、日本製品は世界の中でもかなり良い作りだと思います。
しかし、公道上に設置されている信号機は外気にさらされているので、何時しか経年劣化して寿命を迎えます。


寿命を大幅に超えてしまうと画像のように金属は錆びて劣化、樹脂製でも少なからず反射鏡やアーム等に金属製品が使用されているので、更新の時期はやってきます。
誰でも通過する道路上にあるので、落下して・・・なんてことはあってはならないことだと思います。

最近のアルミ製でも、塩害で塗装が剥がれて劣化してしまうようで、薄型LED灯器では早くも塗装が剥がれているものもあるようです。

耐用年数前にこういう現象が起きているということは、塩害地域ではアルミ素材を使用すること自体に見直しが必要なのかも知れません。


まだ最近でも、殆どのメーカーがアルミ材質を採用しています。
以前と同じ材質ですが、年を追うごとに改良されているようで、今後塩害地域でも耐久性があるのかが注目されます。

京三製の新型灯器には、2010年からアルミ→ステンレス製に変わりました。
丸型世代の材質に似た感じで逆戻りな様な気もします。
LEDユニットの耐久年数は、長くて15年前後?なのでその年数に合わせた材質なのかも知れません。
恐らくは、コスト削減(アルミ灯器製造の方がお金がかかる)とLEDユニットの寿命が来れば、灯器まるごと交換・・・を予め意識しているのではと考えます。


全国的に、信号灯器を交換する予算が足りなく、耐用年数を2倍以上超えているものも多くあります。

灯火の「視認性」が確保されての「信号機」ですので、今後も視認性の良くない信号機の改良(灯器の交換)が求められていると思います。

2014年11月8日土曜日

更新作業中・・・

早速ですが、次回の県別集の更新ネタです。

見れば恐らく何処か分かるでしょう(笑)
・・・ということで、一応電材・コイトだけですがその次はNSと京三の更新に成りそうです。
こちらも大体同じかそれ以上の数はあると思います。

ここ2年以内でだいぶ撮り直したなぁ。


他にも特集や福島探索ページを更新するかと思います。
1・2週間以内位には更新したいですが、果たして。。。


先程までbloggerが閲覧出来ない状態だったかと思います。

サイトの掲示板も閲覧出来なかったようで、申し訳御座いません。。。
現在は改善して頂き閲覧出来る状態となっておりますので、今後ともよろしくお願いします。

2014年11月5日水曜日

福島では絶滅寸前

福島市内のR4沿いの、交通量の多い交差点です。
画像手前が仙台方面、奥が宇都宮方面です。
奥の誘導標識の交差点はR115との分岐(鳥谷野交差点)になっています。

そこに・・・

1基だけですが、県内では殆ど見かけない300cmφの樹脂灯器がありました。


上開きになっています。
R4沿いなので、青点灯時間が長いのか上の方がややレンズ焼けをしていました。


コードが出ている部分が溶けてしまっているようで、銘板が汚れてしまって解読し難いですが
松下銘板で昭和57年製造でした。


10年ほど前は、県内でも松下銘板の灯器が各市街地を中心にチラホラとあったのですが
現在はその殆どが経年劣化で更新されてしまい、現在では5箇所も無いと思います。

同じ交差点の他の灯器は、R4が京三VAT拡散灯器・従道側は小糸の丸型灯器があります。
更にR4側が更新された前は

樹脂灯器なのに、何故かスタンレーレンズが装着されたもの(松下銘板)や、

極めつけは、錆びまくった包丁ベースの丸型灯器。
青点灯がかなり暗いです。


更に側面を見てみると・・・









穴が!

どうやら元々は本当に包丁灯器だったようです。
それを再利用して、フードとレンズの位置を逆にしたのでしょうか。。。

支持アームのパッキンが京三製で使用されているもののようで、いかにも「再利用」であることを主張しているような気がします。

・・・やはり逆ですね。銘板の文字も逆になっていました。

詳細は読み取れませんでしたが、所謂角型世代にもある「交通信号灯器」銘板だと思います。
FTV前にあるものと、同じ世代のようです。



・・・以上5枚は、2006年の撮影でした。。。

制御機は最近更新されたようで、コイト製の細長いものが設置運用されていました。