2017年4月9日日曜日

信号機の「角(つの)」?

タイトルを見て一瞬「何?」と疑問になるかもしれません。




これはちょっと変わった設置で、設置形状に限定すれば全国的にも福島県以外は殆ど無いかもしれません。

赤い矢印で示している部分です。
なんか、「角」に見えませんか?

更に交差点全体を見てみると、両側に取り付けられています。


一体何なのか・・別の交差点の同じものを拡大してみます。



「『分離』形右折感応用・・・感知器 カメラ」 とあります。
つまりは、右折レーン専用の感知器のようです。
恐らく右折レーンに限定された感知装置で、画像でレーン内に流入した車の量(台数)を計算して右折矢印信号の時間を調整しているようです。


横から見ると、信号灯器のアームに継ぎ足される形で取り付けられているのがわかります。


で、福島県内で今どれだけあるのかと言いますと・・私がざっと全域で見たところ、
福島市、郡山、いわきでは軽く10か所以上はあり、会津若松でも10前後、その他の都市でも主要国道を中心に5か所前後はあるとみています。
主に右折専用レーンのある、交通量の多い交差点ではほぼほぼあるような状況です。

道路幅が広い4車線道路では
このように、信号機アームが延長されかなり長いアームになっている所も。

カメラ1台毎に制御機が付属していて、従道側が小さい道路では2台、大きい所では4台も付いています。


右折レーン用感知器以外にも、須賀川市のR4他で複数設置されているであろう、フルカラーLED表示のマルチパターン式道路標示板など県内で注目する交通機器が幾つかあります。
周辺の県に比べたら、比較にならない程多く設置されていて、改めて福島県の交通機器の数・バリエーション多さには驚かされます。
弊サイトのコンテンツ充実化のための起爆剤になりそうです(笑)


話題が脱線してしまいましたが、信号灯器の延長上に取り付けられている「角」こと右折用感知器・・実際に見るとインパクトのある設置に見えますので、福島県を訪れる際は是非注目しては如何でしょうか。

2017年3月31日金曜日

[持論]450mmφレンズ灯器の必要性

※この記事では私的持論を展開していきます。見る必要が無い、または見たくない方がいらっしゃれば速やかに他のページ、または記事に移動していただければと思います。















今回は450mmφレンズ灯器(以下450mm灯器と省略)について書き込みたいと思います。


電球の生産終了により、各地で450mm灯器がLED灯器等に更新されてきています。
地域によっては、かつて結構あった地域でも現在では殆ど現存していないと思います。

次々と姿を消すきっかけとなったのは、いくつかの事情が考えられます。
1つは仕様の変更で、2000年以降に徐々に300mmφレンズ灯器に統一されるようになっていきました。
450mm灯器の設置がされなくなったのは恐らく2000年頃で、すでに20年以上経過し経年で交換されている地域も多くあろうかと思われます。
2つ目は電球の仕様で、450mm専用の規格になっているようで設置大半の250mmφ-300mmφ用の電球と比較して生産性に見合わない?ことや資源節約の観点で消費電力が大きい事があるのだと考えられます。

設置が淘汰されてきている現状ですが、一方で私は450mm灯器は場所によっては必要なのではと思っています。
例えば、一桁国道のバイパスなど道路幅の広い交差点です。

道路幅が広いと、速度が出る車が多くなり信号機を見落としてしまうリスクが大きくなります。
6車線以上の道路や、その交差する道路では現状の300mmφでは小さいと個人的には思っています。
仮に450mm灯器があれば、通常の表示面の1.5倍の大きさなので30メートル以上離れても視認性は十分ですし何よりもインパクトがあるので注意喚起もできます。


一時的に450mm灯器のLED版も試験的に設置されたようですが、現在はどんな広い道路でも300mmまたは250mmがメインです。
ただ、現在進歩している技術を使えば450mm灯器も普及できるのではと思います。

筐体は大きいが故に、樹脂やFRPあるいはカーボン素材などの軽量な材質にする・・・ランプ式は当然LED化、その際基盤も薄く軽量化・・・更にLEDは最近流行りの面拡散式にしてコストダウンするなど・・・。


考えが膨らんでしまいましたが・・・技術的には不可能ではないと思います。

既に高速道路のトンネル用信号では設置されているので、それをある程度形を変えてでも幅が広い一般の交差点で設置してもいいのでは・・・と思います。




今回は以上ですが、私の拙い、しょうもない持論を最後までご覧になられた皆様には読んでいただけただけでも感謝を申し上げます。
今後も箸休め程度にこのような記事を書くかもしれませんが、引き続き当ブログまたはサイトを宜しくお願い申し上げます。。。

2017年2月27日月曜日

薄型灯器のリサイクル

都内にてある意味面白い灯器を見つけました。

東久留米市の押しボタン式の交差点です。



一見すると、普通の薄型灯器に見えますが・・・
信号ファンの皆様は微妙な違和感を感じるかと思います。










そう・・・京三VAT灯器にこのLEDユニット・・・














黄色が7周配列の新型ユニットです。
筐体とユニットに世代のズレが・・・


そして銘板(プレート)を見てみるとビックリ!
形式が「VAT-A3LH」、所謂矢印灯器に使われている形式です!
(通常は三色灯器の場合は、形式が「VAT-1H33」などとなっていてこの画像の「-A3LH」は三位の矢印灯器に刻印されている形式です。因みに矢印一灯の場合は「VAT-A1LH」となります。)

しかも製造年月が平成17年。
まだ薄型灯器が全国的に広まってなかった世代のものになります。


以上の推測により結論としては、

三位矢印灯器を撤去しLEDユニットだけを交換して三色灯器として設置し直した

可能性が高い事が考えられます。


因みに逆方向に設置されている横型灯器も見ましたが、
こちらも同じく三位矢印の形式で設置されていました。



厚型灯器のLEDユニット交換は、素子欠けなどで交換されたケースを見かけますが、今回のように矢印灯器をリサイクルのような形で青・黄・赤に換装して設置されるケースは見たことが無いので驚きました。
都内ではランプ式灯器がLED灯器に交換される作業が終盤を迎えているようですが、大通りでは初期の薄型から新型の薄型に交換される場所も少なからず見かけます。
撤去された薄型を筐体だけ再利用するのは、なかなかの資源節約だと思います。

信号ファンにとってはある意味残念なケースかも知れませんが、予算がひっ迫している地域はこういった手もアリなのかなと思いました。