2014年7月25日金曜日

角型の予告信号in静岡

先月に山梨・静岡で探索したときに撮影した交差点です。

撮影時、早朝の薄曇りの天気だったので色合いの違いやブレが混ざっていますのであらかじめご容赦下さい。。。

場所はだいたい静岡市中心部と清水市街地の中間くらいのところです。

確か去年にも行って、登録者限定で記事を公開したことのある場所です。
今回は一般公開させていただきます。

まずは三位灯からみていきます。
京三製の最終丸型灯器です。
一見状態が良さそうに見えるのは=静岡のある法則(笑)

・・そう、メンテナンス(塗装)がされています。
ただ、幸いにも銘板までは塗り潰されていませんでした。

そして、製造年月に注目!

昭和64年1月

です!
何気なく撮影して、パソコンに取り込んだときに初めて気づきましたが。。。
昭和64年中に年号が変わったので、刻印ミスでは無いと思いますがそこそこレアです。

そして、比較的新しめのコイトD灯器。
ブレてしまいましたが、2008年製です。
それが・・・

何故か新型アームに変化していました。

静岡県では灯器そのままでアームのみ更新の箇所があまり珍しくは無いようです。



そして、注目の三位灯

京三初期丸型の、所謂「宇宙人」灯器です。
静岡県ではあまり見かけないような気がします。

「下開き」「上開き」のタイプがありますが、これは後者のタイプです。

何とか・・・前塗りは免れたようで。ちなみに警交ついてます。
最終宇宙人、といいましょうか。その分類です。

更に注目は、角型の予告灯があります。
こちらも同じ京三製です。

丁度朝焼けで、この時だけ眩しく照っていました。

こちらも警交付きでした。
おそらくは宇宙人灯器と同じ時期に設置されたものでしょう。


制御機も見ていきます。
中規模の交差点でよく見られる、プロ「多段」式の制御機でした。
年数からしてそろそろ交換の時期が来ているようですね。

編集最中に気づいたのですが、他県でも見られる「張り紙禁止」の静岡バージョン・・・初めて見たような気がします。

あまりちゃんと見ていないのですが現在でも貼られているのでしょうか?


以上です。
次回もランダムでネタ紹介したいと思います。

2014年7月18日金曜日

25cmφLED灯器

先週、久々に都内を探索してきました。

去年辺りから、信号電材製の25cmφ拡散ユニットが設置されてきているようです。
路地裏で所々に見かけますが、既にLED化された場所が多くそれ程見つけられてはいません。

レンズ部を見ると、30cmφもののまんまな感じです。
ただ、少し斬新感があるようにも見えます。

このアングルからだとわかりやすいですが、30cmφ同様黄色レンズが白くなっています。
これは本当に謎です。
白くすると逆に白色化しそうな気がしますが。。。

形式は従来通り「1H23GYR」となっていますが、
「警管仕22号 版5」に変更となっています。

東京都内では現在25cmφの拡散ユニットがこのタイプしか出回っていないので、今後他社の動向が注目されますね。

本当はサイト掲載用に撮影する予定でしたが、陰ってしまっていたため今回は見送りました。



ちなみに、

このレンズとフードの長さの組み合わせ・・・
初めて見ました。
全国で見ても都内でしか無いのでは・・・。
(この画像だけは下記リンクの場所ではありません)

2014年7月15日火曜日

”信号薬局”の今・・・

引き続き、山梨県の話題です。

既にご存じの方も多いかと思いますが、

 北杜市長坂町の交差点です。
こちらのページで以前話題になっていた、所謂「信号薬局」の6月現在の様子です。


注目は矢印の部分。
なんと、普通の民家(商店)の建物に取り付けてありました。

普通なら外観だけ見ても驚いてしまいますが、よくみると配線が全く無いのが分かり
こちらの方がどうなっているのかが私には気になります。

なお、現在はLEDに更新されていてこちらの歩行者灯器と同じ時期に更新されたようです。

実は建物に併設された信号機は、山梨県北杜市周辺に何カ所かありガソリンスタンドに併設
されていたり、極めつけは廃業になった商店らしき建物にも歩灯が付いていました。
こちらは付近に車を止める場所がなかったので、撮影は出来ませんでした。

こういった設置は、山梨県内を探せばもう何カ所かで見つかりそうな気がしますね。

2014年7月11日金曜日

山梨県のプロジェクタ灯器

・・・ということで、予告通りこの灯器の紹介をさせていただきます。

信号ファンの皆様は、「プロジェクタ灯器」というと幾つかの解釈があるかとおもいますがここでは日本信号製または京三製搭載されていた照射式のLEDレンズとさせていただきます。。。

現在は画像が別の場所の灯器画像に更新されて見ることが出来ませんが、以前とあるサイトで山梨県内に京三製プロジェクタ灯器が富士吉田市にあるとの情報をみて、現存確認も兼ねて探してきました。

国道139号線ぞいの、かなり交通量が多い交差点です。
付近には富士急ハイランドなど観光地が多い場所でもあります。

記載し忘れましたが、手前が静岡県の御殿場身延・富士宮右側富士吉田市街という位置になります。

まだ残存していました。
最近はこういった、初期のLED灯器が交換されることも珍しくは無くなってきているのでここも更新される可能性は「0」では無いと思います。

国道側の正方向灯器2基のみが、プロジェクタ灯器になっていてLED矢印も付属しています。

御殿場方向に向いている灯器ですが、あさっての方向に向いてしまっているので歩道上でド正面が撮影できます。。。

画像を拡大していたら、1カ所素子欠けが見つかりました。
ただ、設置から既に10年以上経過しているのでこういった現象が起きても不思議ではないかも知れません。
他地域では5年も経たないうちに素子欠けしてしまっているものもあるので、それよりかはずっとマシだと思います。
因みに、1つだけなので遠くから見ても視認性に問題はありませんでしたがそろそろLEDの寿命が来ているのかもしれません。

三位灯の画像は、私のサイトでも載せる予定なのでここでは一部の画像に限定させて頂きます(と言っても説明のために半分以上は載ってしまっているかも・・・)。

個人的には、この筐体デザインは気に入っているのでこのデザインを継承した薄型灯器があれば・・・とかいう願望も少しはあります。。。


最後に、三位の銘板と、

矢印の銘板を載せて紹介を終わらせて頂きます。

製造番号が「Z」で始まっているので、関西の工場で製造されたものなのかも・・・分かりませんが。


あと、
他でも結構紹介されているので、詳細は避けますが・・・一応残存していたと言うことで。

2014年7月5日土曜日

予告信号

付近に車を止められそうな場所がなかったので、撮影は出来ませんでしたが
静岡県内にてこんな予告信号を発見しました。

一言で感想、

面白い!

ウェブ上も含め、こんな動作の信号、初めて見た気がします。
前方の信号にかかわらず常時こんな動作だったような・・・。
ストリートビューにもはっきりと写っていますので興味がありましたら探してみて下さい。

こんなしょうもないアニメーションを作っていたら、また静岡県に行きたくなってしまった。。。



申し訳ないですが、山梨のプロジェクタ灯器は次回にて紹介させて頂きますm(_ _)m

2014年7月4日金曜日

ここは東京都ではありませんよ!

本日は画像が少々多いです。。。


久々に古い灯器話題です。

角型の一灯式(一位式)というと、東京都というイメージがありますが・・・

背面板(ゼブラ)の錆がいい雰囲気を醸し出しています。

実は設置場所はどこかというと・・・
この地名板の形状を見て頂ければお分かりかと思いますが

山梨県

に設置されています。

動作は常時点滅です。
狭い住宅街の通路に向かって設置されています。

非常に撮り難い位置にありましたが・・・どうやら昭和45年製のようです。
同時期のものは、山梨県のみならず全国的にもかなり貴重です。
東京都内でも、現在は殆どがLEDに変わってしまい結構少なくなってきています。

全体はこんな風です。
場所は市川三郷町にあります。
JR身延線の芦川駅から程近い場所です。






そしてまだまだあります!
こちらも同じ市川三郷町です。
同じ押しボタン式の交差点です。

今度は

東京都内でも見られる、両面角型です。

恐らく山梨県内だと、ここだけかも。。。

裏側です。

昭和50年代に設置が盛んだったレンズのようです。

昭和51年と見えました。小糸工業製です。
同じ交差点の三位灯器も、更新前は同じ世代のもの(恐らく状況からして丸型)だったのでしょう。

ちなみに制御器は何故か去年2013年製のものが設置。
同じメーカーで世代間ギャップがあるのがおもしろいです。





そしてこちらは、また別の日に撮影したものです。
国道52号・富士川街道ぞいにあります(詳細は下部のリンクに貼っておきます)。
これは恐らくネット上(信号ファンのページ上)ではまだ公開されていないものかと。。。

画像は南アルプス市方向から見ていますが、こちらから見ていると見逃しそうな位置にあります。




背面板はありませんでしたが、アーム部分との取り付け方がユニークです。

フードの内側が白くて、これだけでもそこそこ古そうな雰囲気です。

ここも裏側の撮影が非常に難しく、元画像でも刻印が読み取れませんでしたが
名称が「交通信号灯」となると、昭和47年以前になると思います。

交差点全体はこんな感じです。
国道沿いにあるのも珍しいと思います。



画像は以上ですが、撮影できなかったもう一つの情報。
R358・精進ブルーラインの旧 上九一色村にも一灯式の京三製の角型と思われる灯器を確認しました。


ここ数年、山梨県内でも薄型LED灯器への更新が盛んに行われたようで甲州市勝沼や甲府駅周辺にあった三位の角型灯器は全て更新されてしまいました。
しかし今回のように一灯式となると、県内各地で点在して見かけるようで角型信号ファンにとって貴重な存在となっているようです。
特に最後の画像の、薄型LEDと共存しているのは世代間ギャップがあり見応えがありました。





次回は山梨県内にある唯一のプロジェクタ灯器について画像を載せていきたいと思います。